XboxOneでDolby Atmos/Dolby Atmos for headphones を利用する方法

Dolby Atmos とは?

「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)はドルビー社のサラウンドフォーマットの1つです。特徴としては高さ方向を含む立体的な音響空間です。詳しくはドルビー社や各オーディオビジュアル系サイトで解説されていますので確認してください。
参考:ドルビーラボラトリーズの説明ページ

「Dolby Atmos」の再生環境を構築するにはDolby Atmosに対応したプレイヤー、Dolby Atmosに対応したAVアンプ、スピーカー、サブウーファーが必要です。立体的な音響空間を実現するためには天井にスピーカー(最低2つ、推奨は4つ)を設置する必要があります。もちろん Dolby Atmosに対応したコンテンツも必要です。

XboxOneは「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)に対応しています。またDolby Atmos対応コンテンツとしてゲームではGears of War 4などが、アプリとしてはNetflixが対応しています。(2017年11月24日時点)
参考:GEARS OF WAR 4 ENHANCED BY XBOX ONE X
参考:Netflixがドルビーアトモス対応へ

Dolby Atmos for headphones とは?

このようにDolby Atmosの環境を整えるのはかなりハードルが高いですが、手軽にDolby Atmosを体験するための技術として「Dolby Atmos for headphones」があります。
これはヘッドフォン(2ch)向けのバーチャルサラウンド技術で、対応AVアンプを必要とせずヘッドフォンだけでDolby Atmosを体験できます。主にモバイル機器向けに利用されており、Amazonのタブレット「Fire HD8/HD10」などで利用可能です。XboxOneはこの「Dolby Atmos for headphones」にも対応しています。

利用までの手順

1.Dolby Access アプリの入手

ストア内のアプリの箇所に「Dolby Access 」があります。有料ですが30日の試用が可能です。これをダウンロードします。

 

2.Dolby Access アプリの起動

初回起動時にどのような形態で利用するかを聞かれます。対応AVアンプを使用したDolby Atmosなら「With my home theater」、ヘッドフォンだけのDolby Atmos for headphonesなら「With my headphones」を選択してください。選択した利用形態の説明文が表示されます(ただし英語)
この後、試用(30日)するか購入するかを聞かれます。試用期間中でも特に制限されることなくDolby Atmosを体験することが可能です。

 

3.XboxOne のオーディオ出力設定

XboxOne本体の設定画面を開き、「画面とサウンド」-「オーディオ出力」を選択します。

Dolby Atmos の設定

“スピーカーオーディオ”の箇所を次の様に設定します。

HDMIオーディオ → ビットストリーム出力
ビットストリーム形式 → Dolby Atmos for home theater

※AVアンプに接続されていない状態では設定できません。
※管理人が対応AVアンプを所持していないので画像はありません

Dolby Atmos for headphones の設定

”ヘッドセットオーディオ”のヘッドセット形式を Dolby Atmos for Headphones に変更します。

注意:この画像ではスピーカーオーディオのHDMIオーディオ、光デジタルオーディオの箇所が”ヘッドセット形式”になってグレー色の変更できない状態になっていますが、これはキャプチャ画像を撮るためにPCでリモート接続しているために起きている現象です。リモート接続していない場合は非圧縮ステレオ(デフォルト設置値)で白色の選択できる状態になります。

ヘッドセット形式を Dolby Atmos for Headphones に変更すると設定項目「HDMI または光デジタルオーディオヘッドセットを使用する」が追加されます。
利用状況に応じて以下のように設定します。

XboxOneのコントローダーにヘッドフォンを接続 → チェックしない
アンプを使用したヘッドフォン(*1)を使用  → チェックする
XboxOne対応ワイヤレスヘッドフォンを使用  → チェックする
TVやモニタのヘッドフォンジャックにヘッドフォンを接続  → チェックする

*1 ASTRO Gaming A40 TR Headset + MixAmp Pro TR など

画面の説明文にあるように、ヘッドセットのアンプを使用する場合(チェックする場合)はアンプ側のサラウンド拡張設定はすべてオフに設定する必要があります。逆に言うと、Dolby Atmos 未対応のアンプでも、Dolby Atmos for Headphones で Dolby Atmos が利用可能ということになります。

 

4.動作確認

AVアンプを用いた利用形態の場合は、AVアンプ側で Dolby Atmos が利用で出来るようにします。Dolby Atmos for Headphones を利用する場合はヘッドフォン(ヘッドセット)を接続してください。

XboxOneのコントローラーにヘッドフォンを接続する形態で利用する場合は、ヘッドフォンを接続するとオーディオ出力の設定画面は下の画像のように、スピーカーオーディオのHDMIオーディオ/光デジタルオーディオの箇所が”ヘッドセット形式”、ビットストリーム形式の箇所が”オフ”に切り替わり、変更できない状態になります。

アンプを使用したヘッドフォンを利用するする形態場合は、ヘッドフォンをアンプに接続してもXboxOne本体のオーディオ出力の設定値は変化しません。

 

動作確認には無料でダウンロード出来る「Insects: Xbox One X Enhanced エクスペリエンス」用いるのが最適です。ストアのゲームの箇所に掲載されていますのでダウンロードしましょう。

 

Insectsを起動します。
Dolby Atmos / Dolby Atmos for Headphones が有効の場合は、右下の「SPATIAL AUDIO」が選択できる状態になっており、On の場合は3次元音響(Dolby Atmos)が有効になっていることになります。Bボタンで On/Off できますので 有効の場合と無効の場合を聞き比べることが出来ます。

 

「SPATIAL AUDIO」が灰色の状態で切り替えられない場合は、Dolby Atmos に関する設定が正しく行われていません(もしくは設定していない)。
たとえば、「XboxOneのコントローラーにヘッドフォンを接続する」という利用環境下のためにオーディオ出力の設定項目「HDMI または光デジタルオーディオヘッドセットを使用する」のチェックをオフにしているにもかかわらず、ヘッドフォンをXboxOneのコントローラーに接続せずにTV等のスピーカーから音声を出力している場合は「SPATIAL AUDIO」は無効状態になり切り替えることが出来ません。


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