※2016年8月11日更新。今後XboxOneやXboxLiveの変更に伴い内容が食い違う場合が御座います。
※この記事はアメリカのXboxストアでコンテンツを購入することを想定して説明しています。他の国の場合は随時読み替えて下さい。
XboxOneでは海外で配信されているゲームやDLCを日本のアカウント(ゲーマータグ)で購入し、利用することが比較的簡単にできます。
ここではクレジットカードで支払う方法を説明します。
1.はじめに・・・
かつては、海外のゲームやDLCを購入する場合、アカウントに登録したクレジットカードで支払うことが可能でした。しかし、2015年3月時点では購入出来ないように制限されています。
この制限ですが、具体的にはIPアドレスで地域を特定し、その国・地域外からだと支払えないように制限しています。これはXboxOneから購入する場合も、Xbox.comから購入する場合も同じです。
逆に言えば、その国・地域から購入する場合は購入出来ると言うことです。例えば、アメリカのストアでゲームを買いたければアメリカからアクセスすれば良いだけのことです。アメリカ本土に行かなくてもハワイはアメリカです。グアムもアメリカでしょう。日本にある米軍基地?アメリカかも知れませんね。でも一般人が基地に入ってそこからインターネットにアクセスするなんてのは無理でしょう。
普通はここで終わりですが、インターネットVPNを利用すれば、アメリカからアクセスしているかのように振る舞うことが可能です。VPNはVirtual Private Networkのことを指し、仮想的に構築されたネットワークのことです。たとえば日本本社と海外支社とで社内ネットワークを組むとき、本社と支社とを同じネットワークに存在しているかのように扱う仕組みです。これを利用すれば、実際には日本からアクセスしているけど見かけ上はアメリカからアクセスしているかのようになります。
インターネットVPNを利用するにはいろいろ方法があります。良くあるのがそういうサービスを提供している会社を利用することです。ここでは、一例として VPN Gate 学術実験プロジェクト を利用する方法を説明します。
2.VPN Gate 学術実験プロジェクト とは
日本に所在する筑波大学における学術的な研究を目的として実施されているオンラインサービスです。本研究は、グローバルな分散型公開 VPN 中継サーバーに関する知見を得ることを目的としています。詳細はプロジェクトサイトのこのページを参照して下さい。
特徴としては・・・・
- アカウント登録が不要
- 無料で利用可能
- 日本語で利用可能
- いつまで利用出来るかは未定(2013年3月に開始して3年は続ける予定とされていましたが現在も使用できます)
プロジェクトサイトのFAQページにいろいろ書いてあるので利用前に読んでみて下さい。
3.VPN Gate を利用してコンテンツを購入する。
いきなりで申し訳ありませんが、購入にはPCを用います。XboxOne本体から行うことは出来ません。(PCを経由すれば出来るのだろうけど面倒なだけです)
プロジェクトサイトから VPN Gate Client をダウンロードしてインストール作業を済ませて下さい。ダウンロードページはこちらになります。インストール方法等はプロジェクトサイトを参考にして下さい。
まず、ブラウザで プロジェクトサイト http://www.vpngate.net/ja/ にアクセスして下さい。このページに現在使用しているIPアドレスが表示されます。日本になっているはずです。
「SoftEther VPN クライアント接続」を起動します。下図のようなウィンドウが表示されます。(画像はWindows7の場合)
上段リストにある「VPN Gate 公開サーバー」をダブルクリックします。VPN Gate 公開中継サーバーの一覧が表示されます。この中継サーバー一覧の中から利用したい国・地域のサーバを選択します。例えば、アメリカのストアで買い物をしたい場合は「United Sates」のサーバを選びます。サーバを選択したら「選択したVPNサーバに接続」ボタンをクリックします。
プロトコルの選択ウィンドウが表示されますがTCPを選択します。「OK」ボタンを押すと実際に接続処理が始まります。
接続に成功すると下図のように VPN Gate Connection 設定が作成され、状態が”接続完了”になります。
ブラウザで プロジェクトサイト http://www.vpngate.net/ja/ にアクセスして下さい。先ほど日本だったIPアドレスが選択した国・地域に変化してるはずです。(変わってない場合はF5押してブラウザを再リロードして下さい)
この状態ではアメリカからインターネットにアクセスしているのと同等になります。この状態で Xbox.com にアクセスしてサインインし、サイトを目当ての国・地域に変更して購入手続きを行って下さい。この状態であれば支払い処理選択の時にクレジットカード払いを選択してもチェックで弾かれずに支払いが完了します。
支払いが完了したら、XboxOneを起動して下さい。海外だけにしか配信されてないコンテンツの場合は本体の設定もその国・地域に切り替えて下さい。日本にもコンテンツがある場合は国・地域が日本のままでもインストール作業(ダウンロード)が始まると思います。
※これもコンテンツによっては制限されているかも知れないのでそういう場合はあきらめも肝心。
SoftEther VPN クライアント接続のほうは、インストール作業が済んでいなくても切断してかまいません。切断はメニューの「接続」-「切断」から行えます。XboxOneでのダウンロード自体はIPアドレスで制限されてないために切断しても問題ありません。
これで、クレジトカード払いでの処理は終了です。
VPNゲートを使用しても「Use a different way to pay」とでてはじかれますね...。
クレジットカードは国内のMasterCardで国内アカウントで使用中。
USサイトで再度登録して、VPN接続して登録したクレカでpayしようとしましたが、上記メッセージが出てできませんでした。
カウントダウンセールの「GoW:UE delux」を買おうと思ったのですが...。
何か見落としているのでしょうか...?
こんにちは。
年末セールの時にクレジットカードを使い海外ソフトをDLしましたが私は出来ました。クレジットカードはVISA(正確に言うとVISA提携のセゾンカード)です。
ですので、仕組み的に出来なくなったとは考えづらいです。
MasterCard は以前、使用できないとか、使用できたとか報告があったので MasterCard は使えたり使えなかったりするのかも知れません。
あとは、VISAでいうVプリカ的な使い方の出来るプリペイド方式だと MasterCard はダメだった気がします。
なにぶん、VISAユーザーなので詳しいことが分からなくてごめんなさい。
日本の方で設定してた一緒のクレカでも大丈夫ですか?
同じクレジットカードで問題ありません。
もちろん、そのクレジットカードが海外でも仕様できるクレジットカードであることが条件ですが・・・
アメリカサーバーにしてもダメでした。前はカードの残金が足りなかったらマイクロソフトのメールが来るアドレスに商品の代金請求メール来たんですがリンク先のソフト落としてアメリカサーバーに繋げたら、エラーが出るだけで請求メールも来ないです
後俺が使ってるのはVプリカです
2016年12月末頃からここに記載されているクレジットカード払いは出来無くなりました。
また同様にギフトコードをMSから買う方法も出来ません。
アメリカのAmazonやゲームショップでコードを購入し、支払う方法なら可能です。